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持てる、飲める、楽しめる! 不思議な水「Ooho!」をおいしく作ってみた

本格的に夏のシーズンを迎え、冷たい飲み物が必須のこの季節。ペットボトルを買ったはいいものの、近場にゴミ箱がなく、困ってしまったなんてことも多いのでは? 近頃、ネットでは、そんな心配無用の食べられる液体ボトル「Ooho! 」が話題になっています。

『Ooho!』は、食べることもでき、生物分解性のあるウォーターボトル。(中略)昆布やワカメに代表される褐藻と塩化カルシウムから作られた、ジェル状の膜で液体を包みこむというカラクリ

時代はペットボトルレス!持ち運べる水「Ooho!」の作り方 | FUTURUS(フトゥールス)

 塩化カルシウムなんて見ると、なんだか小難しい感じもしますが、実は家庭でも作ることができるんですよ。

作り方

(1)水1カップに1gのアルギン酸を入れ、ハンドブレンダーでよく混ぜる。気泡がなくなるまで15分ほど置いておく。

(2)大き目のボウルに張った水4カップに、5gの乳酸カルシウムを加えスプーンを使って混ぜ合わせる。

(3)1の液体を2のボウルに落とす。ボウルが窮屈にならない程度繰り返す。

(4) 3分ほどゆっくりかき混ぜたら、球体をスプーンですくい、水を張った別のボウルに移動させる。

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塩化カルシウムの代わりに乳酸カルシウムを使ったレシピ。これは材料さえ揃えばカンタンにできそう! さっそく筆者も作ってみることに。

材料となる乳酸カルシウムとアルギン酸ナトリウムはネットで購入。


本当に簡単に作ることができたっ! と、喜んでいたのもつかの間、実際に飲んでみるとびっくりするくらいマズイ……。ドロッドロに溶けた、水っぽい寒天を飲んでいるような感じ。どうやら、膜を作るアルギン酸ナトリウムが、中に溶け込んでしまうことが原因のようです。

 

 そこで、今度はこちらの動画を参考に、おいしい「Ooho! 」作りにチャレンジ! 

1)中身となる「乳酸カルシウム」を混ぜた水を一度凍らせる

氷の周りにあらかじめ膜を作り、中身となる氷を溶かすことで、膜の成分が中に溶け込んでしまうことを避けます。ちなみに「乳酸カルシウム」を混ぜても、ほとんど味に変化はないので、今回はカルピスやメロン味のかき氷シロップで味を付けてみることにしました。

2)「アルギン酸ナトリウム」を溶かした水に入れ、数分間コーティングした後、ただの水に移す

この時間が短すぎると、十分に膜を作ることができないので要注意! 表面が全体的に溶けてきたかな~くらいのタイミングで移すと成功率高め。

3)氷が溶けるまで放置

水に移して、しばらく経ったものがこちら。スライムのような球体が漂っています。

4)完成!

ぷるぷるで見た目もかわいい♪ 肝心の味はというと……おいしいーっ!! ドロドロ感はまったくなく、さらさらとした通常の飲み物と同じ感覚で味わうことができます。

はじめに紹介した方法で作ったモノより透明度が高く、膜も薄め。中身を一度凍らせてから作るこの方法だと、アレンジの幅もかなり広がります。

例えばフルーツ入りOohoなんかは、見た目も涼しげで、夏の暑い時期にはぴったりですね。他にも、いろいろな味のかき氷シロップで作った「Ooho!」をかき氷に乗せて途中で味を変えてみたり、ドレッシングで作ってみたりと、アイデア次第で活用法は無限大!? 作って楽しい、食べておいしい「Ooho!」、ぜひトライしてみてね!