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アーネスト・ラザフォードの経歴プロフィールを紹介

アーネスト・ラザフォード (Ernest Rutherford 1871/8/30-1937/10/19)  

 

ニュージーランド出身でケンブリッジ大学に入り、電子を発見したJ.Jトムソンの指導を受け,放射性物質の研究に着手し、キュリー夫妻と共に放射線に2種類の区別があることを発見してα線、β線と命名しました。

 1900年には別の種類の放射線を発見し、それが電磁波であることを発見してγ線と名付けています。

 さらに、α線の粒子がヘリウム原子核であることの発見(ラザフォードの実験)や陽子の発見などを基にしてして原子の構造を決定しました。

 また、 α粒子を窒素の原子核に衝突させて陽子をたたき出すことに成功しており、それは陽子が1個のみの原子核、即ち、水素の原子核を作り出したことになり、古代から錬金術師達が抱き続けた夢(他の元素から金を作る)であった人工元素変換(ある元素から他の元素を作る)が単なる夢でなかったことを最初に証明したことになりました。

 1902年頃からソディと共に、ウランが放射線を出しつつ別の元素に変わっていくという現象から、放射線を放射しつつ壊れていく放射性壊変を確かめました。

 そして、それぞれの放射能量は時間と共に減少していきますが、半減する期間はそれぞれの種類毎に一定しており、これを半減期と名付けました。

 この分野で巨大な業績を残し、1909年には電子の発見で有名なトムソンの跡をついでキャヴェンディッシュ研究所の所長となり後輩の指導に当たり研究所を核物理学のメッカにしました。